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   2008

1110
 若き獅子たちの手によって、背番号99が9度宙に舞った。

西武ライオンズ西が宿敵巨人を破り、4年ぶり13度目の日本一。

「こんな、就任1年目のダメな監督を盛り上げてくれて、選手たちには感謝しています」。

西武ライオンズ 渡辺久信監督の声が震えていた。

12球団唯一の投手出身監督。

自身も10度経験した大舞台で、主力投手の心意気と、短期決戦の特徴を知り尽くす采配(さいはい)を見せた。

「短期決戦には、短期決戦の戦い方がある。調子のいい選手を使わないと悔いが残る」。

追いつめられた第6戦で今シリーズの絶対的な切り札、岸を投入。

次戦を考えず最後まで投げさせた。そして第7戦には西口、石井一、涌井をつぎ込む総力戦を展開。

「(現役時代に)僕もやってきたし、こういう使い方は自分の考えた通りではあったね」。事前の思惑通り、逆転勝ちをもぎ取った。

巨人の李承●(=火へんに華)ひとりの年俸(推定6億5000万円)が、西武のスタメン野手の年俸合計とほぼ同じ。

個々の力で勝ち上がってきた巨人には、ベンチ全員で立ち向かうしかない。
第5戦で王手をかけられると「今こそ一つになるときだ。追い込まれた獅子の強さを見せろ」。

若い選手の反発心をもう一度呼び起こし、指揮官自身は“最後の賭け”に集中した。
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第7戦も9回終了するまで、どちらが勝つか解らない試合内容。

他球団から有力選手を引き抜いて補強してきた巨人がまたもや、日本一になれませんでした。

総合戦力と年俸では、日本一間違いない巨人でもダメなんですね。

終盤の投手交代もワンテンポ遅かったような気がしますが。

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